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MSWの留意すべき転院援助のポイント

<第3回 療養型病床群等への転院について>


 病気で倒れたお年寄りが、急性期の治療が済み「退院」となった時に、在宅療養かリハビリ病院か長期療養のための病院か、または介護老人保健施設かの選択を迫られます。
 そんな相談があった時、私たちMSWは本人の病状や希望に考え合わせて、在宅調整や適切な病院を紹介することになります。
 そのため、シリーズ第3回目の今回は機能別転院援助として、療養型病床群等への転院援助のポイントについて考えてみました。
〔病院選びのポイント〕

外観に惑わされず、病室の雰囲気や臭気、患者さんの表情(なごやか・いきいき)など。
特殊浴槽・ギャッジベッド・車椅子用トイレ・手すりスロープなどの必要な設備が整っているか。
ベッド上での座位の状態や車椅子の患者さんが多く見られるか。(患者さんの自立を援助する体制ができているか)。
標榜していなくても必要な医療に対応してもらえるか。
家族が通いやすい距離か。
保険外負担が提供されるサービスに見合う納得のいく金額か、長期入院の場合でも負担しきれるものか。

以上のようなポイントに留意しながら、事前にMSWが、病院見学をしておくと良いでしょう。
また、病院側も患者さんを選択しますので、現実との間で妥協しなければならないことも事実です。そうした点も踏まえて、家族には必ず先方への見学と話しを聞くことを勧めます。
介護保険が始まってから1年が経ちましたが、高齢者や障害者を取り巻く環境は決して充分かつ万全なものとは言えません。そして私たちも厳しい環境の下にいると言えるでしょう。


MSWだからできることは何か?


このシリーズでは転院について取り上げていますが、取り上げて欲しいテーマがあれば編集部までご意見をお聞かせ下さい。


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