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MSWの留意すべき転院援助のポイント
<第5回 介護老人保健施設への入所について(下)>
前回は判定会議でのポイント等についてお話しさせていただきました。今回は介護老人保健施設(以下、老健とする)のこれらの特徴をふまえた上で、実際に病院などからの入所依頼の際にどのようなことに留意すればよいかを確認していきたいと思います。
◎再確認してください
・介護保険の更新の時期
新規申請はもちろんですが更新の時期(期限の2ヶ月前から)についてもご確認ください。特に入院中だとケアマネージャーとも離れてしまっていることも多く更新の時期を過ぎてしまっていたり、老健への入所相談中に切れてしまうこともありますので、ご注意下さい。
・身障手帳の申請(可能であれば)
入所に必要というわけではありませんが、手帳があると都身障の補装具の巡回相談等活用できる福祉サービスもあるので、可能であれば取っておいた方が望ましいでしょう。入所してしまうと前回もお話したまるめの問題もあり、受診が困難になる為、入院中に主治医と相談してみてください。
◎老健施設を選ぶにあたって
・各施設ごとの特徴があるのでまずは情報収集を!
医療面、期間、痴呆症の状態など各施設で得意とする分野が異なります。例えば併設病院の有無や併設医療機関の診療科目などを見ると参考程度にはなりますが、やはり直接確認していくことは必須です。普段より情報を集めておくことは大切でしょう。
◎申し込みにあたって
・MSWより一報連絡を・・・
相談がスムーズになりますし、もしも入所に該当しないケースの際に事前に情報があれば、その段階で対応できるので、相談者に無駄な負担をかけずに済みます。
・病院内の他職種との情報交換を・・・
入所の依頼があってご本人の様子をお尋ねすると、実はMSW自身が当人に会ったことがない・・・このようなことが希にありますが、これでは困ります。相談前には当人に直接会うことはもちろんのこと、関係者(主治医、看護婦、リハビリ担当者など)からの情報収集もお願いします。
・医療情報提供書について
どこの施設でも求められると思います。どの施設も独自の書式をもっていますので、事前に取り寄せておくとスムーズに進められると思います。が、ここで注意してほしいのが検査項目です。異常値(一時的な熱発などによるもの)は当然、判定会議で引っかかってきますので、安定した状態の時の検査結果を書いていただいてください。
最後に・・・いろいろと書いてみましたが、いずれにしてもMSW自身が行動して内外の情報や知識を得ていくことが大切ではないでしょうか。他職種との情報交換は自分自身の知識を高める上でもとても有効ですので、積極的に行ってみてください。 |
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