「循環器系難病無料医療相談会」の報告
東京医科大学病院
大竹口 幸子

 平成18年10月22日、東京都難病相談・支援センターにて行われた循環器系難病無料医療相談会に参加させて頂きました。私達の役割は予診です。予診といっても、もちろん診察するのではありません。医師に相談したい内容を確認するアセスメント役です。相談者には事前に個人票を記載してもらっており、それを見ながら病歴・受療状況・服薬内容などの必要な情報を埋め、相談したい内容が何かを明らかにし、整理するお手伝いをさせて頂きました。
  初めての体験で、アセスメント力を問われるのではと不安でしたが、相談者は殆どが本人・家族なので、病状の把握はもちろん、明確な相談内容を持っており、その内容整理が主なお手伝いとなりました。
  相談内容で圧倒的に多いのはセカンドオピニオンです。いかに患者や家族が自身の疾患や治療について不安を抱え、情報を必要としているかが伝わってきます。診断されてから日が浅い相談者も多く、医療機関で受ければ安くは無いセカンドオピニオンが無料で相談できるこの相談会は患者や家族にとっては有り難く、利用度の高い場であると感じました。驚いたのは、かなり遠方からもいらっしゃる方がいたことです。普段の短い診察時間では聞き足りないことも、じっくり相談できる、それがこの会のなによりの魅力なのだと思います。
  相談会後にその日の報告と反省会があり、情報・意見交換としての役割も期待できる場でした。難病相談会の存在は知っていても、実際の雰囲気は目にしたことがなかったので、自身の今後の業務でもクライエントに紹介する際伝えやすくなり、今回の参加は大変勉強になりました。
  循環器系難病ということで、普段より相談者が少なかったとのことでしたが、相談会の予診デビューとしてはそれでもエネルギーが必要な役割と感じました。得るものが多く、自身のスキルアップにもつながるので他の疾患の相談会にもまた機会があれば参加させて頂きたいと思います。





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