2011年7月以降の活動

2011年7月 震災電話相談を2カ月実施しました
東日本大震災で避難生活をされている皆さんへ 電話相談のご案内
(2011.7.1~9.30)
電話相談しています。
病気やケガ・介護・お金・住まいなど
毎週金曜日・土曜日 13:00~16:00
0120-527-242
医療ソーシャルワーカーにご相談下さい

私たちは「社団法人 東京都医療社会事業協会」という、病院や介護・福祉の施設で働いている医療ソーシャルワーカーの団体です。
※医療ソーシャルワーカーとは 病院や介護・福祉施設などに来られた方のご相談をうかがい、お手伝いをする仕事です。
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たとえば
○病院のかかり方 ○経済的なこと ○お住まいのこと
○ ご家族のこと ○心を痛めていること ○病院や施設のこと
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お困りのことや「こんなこと相談していいのかな?」とお悩みでしたら、どうぞお気軽に 医療ソーシャルワーカーにご相談ください。
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当時の告知(PDF)


2011年11月 交流会・訪問ツアーを実施
宮城県MSWとの交流会と被災地訪問ツアー
参加者を募り、ツアーとして仙台を訪問しました。
その報告を兼ねた会が下記です。


2011年12月 震災支援対策委員会 報告会を実施
第3回震災支援対策委員会報告会 開催のおしらせ
第3回目の震災支援対策委員会報告会を行います。
内容は、11月12日~13日に行いました「宮城県MSWとの交流会と被災地訪問」の報告と、その他情報交換を予定しています。遅れての参加、途中退出も結構です。この会は報告だけではなく、都協会会員同士の交流会も兼ねています。是非ご参加の程、よろしくお願い致します。
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日程 :2011年12月10日(土)15時~
会場 :厚生中央病院 3階 講義室 
JR、東京メトロ日比谷線恵比寿駅下車(東口)徒歩7分)
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当時の告知(PDF)


2012年3月 メッセージを出しました
3・11へのメッセージ
信じられない光景が、全国のテレビの画像に人々を釘づけにした時、現地の人々の中には、津波の来ることなど全く知らずに、地震の片づけをしたり、わが子を迎えに車を走らせたり、怪我で運び込まれる患者を待っている人もいました。「津波」なんて思いもせずに・・。

渋滞した車の中で、暗い道を難民のように繋がって帰路をたどる人込みの中で「何て夜なんだ!」と誰かが舌打ちしていた時に、泥水の中で、必死にもがき、降り出した雪に、力尽きて行った人が多数いたことを、全く知らなかった人が、都心ではほとんどでした。

今も、まだ帰ってこない人が3276人。もう、帰ってこない人の中に名前のある人が15854人。未だ、眠れない夜があるという方が、電話の向こうでため息をつくのがわかります。
離れた地にいると、わからないことが沢山あります。感じられないことも沢山あります。 過去のこと、もう1年も前のこと、そろそろ、前を向いて…、と言われそうな気がして、そんなにいつまでも震災のことばかり考えるなと言われて。  

でも、被災地は、被害が大きいところほど、まだまだあれもこれも、これからなのです。全国の、遠方の方が「震災」を忘れてしまわれることも、また新たな傷として、胸に響き、辛くなるのです。

未だ、忘れられては困るのです。取り戻せないものの方が多いけど、せめて、取り戻したい「平穏な生活」も、まだまだなのです。

だから、支援して下さいとは、もう言いたくないけれど、あたたかいまなざしと、必要な支えは終わりにしないで下さい。
きっとこの地の居住者はそう思っていると、仮設団地の洗濯物や隙間風を防ぐ傾いた家の壁を見ながら、1階が津波で吹き抜けた空き家の、カーテンを揺らす風を見ながら、考えています。いま、私が出来ることは何かと。あなたにしてもらえることは何かと。

東京都医療社会事業協会 会長 武山ゆかり


2012年11月 シンポジウムを開催
関東ブロック震災シンポジウム~つながろう医療ソーシャルワーカー~開催のお知らせ
平成23年3月11日、日本列島を巨大地震が襲いました。この地震が及ぼした影響は、国民の心に忘れない傷を残すことになりました。特に東日本では多くの人や財産を一瞬にして失う、かつてない災害を経験し、今までの考え方や価値観を大きく変えるきっかけになりました。多くの国民が心を痛め、特に人と人との支えあいの大切が見直されました。

この度、初めての試みとして関東の都県の医療ソーシャルワーカー協会が集まり、震災後の取り組みや、今後の対策について考えるシンポジウムを開催することになりました。これからの医療と福祉を考える上でも是非皆様のご参加を、心からお待ちしています。

平成24年(2012年)11月3日(土・祝)
13時30分~16時30分
東京芸術劇場5階 シンフォニースペース
東京都豊島区西池袋1-8-1(JR池袋駅西口より2分)

○参加費無料 申し込み不要
○対象:関東地域の医療ソーシャルワーカー
※ 各都県協会の非会員でも参加可
○問合せ先:一般社団法人 東京都医療ソーシャルワーカー協会
○会場の定員は100名です。当日、先着順となりますので予めご了承下さい。


2016年4月 宮城県仙台を訪問
宮城県石巻市訪問のお知らせ
震災発生から6年目に入り、宮城県のMSWの方々によるシンポジウム開催が決定いたしました。それに併せ、東京都医療社会事業協会による宮城県訪問の実施が急遽決定致しました。当協会としての訪問は5回目となります。日程が差し迫った中でのお知らせとなってしまいましたが、ご応募の程、お待ちしております。

[スケジュール(予定)]
日程:2016年4月16日(土)・17日(日)
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16日:シンポジウム参加
テーマ「東日本大震災から5年を経て、災害と医療ソーシャルワークについて考察する」(仮)
主催:宮城県医療社会事業協会、石巻赤十字病院
会場:石巻赤十字病院災害医療研修センター
内容:
①講演「災害時のこころのケアについて(仮)」
 講師:村上 典子先生(神戸赤十字病院診療内科部長)
②シンポジウム「災害時にMSWに求めるもの(仮)」
 パネリスト:石巻赤十字病院 医師、宮城県のMSW
③グループワーク
 終了後、懇親会が開催されます。
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17日:宮城県のMSWの方々との合同によるフィールドワーク(石巻市内)

[参加に際する留意事項]
交通費・宿泊代・食事代など各自実費負担となります。
宿泊先に関しては、都協会にて確保致します。
途中参加をご希望する方はご相談ください。
宿泊費用や時間の詳細に関しては、後日改めて御連絡致します。
申込締め切り:2016年3月31日まで ※定員に達した時点で締め切らせて頂きます。
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当時の告知(PDF)